私は体外受精による2回目の胚移植で妊娠判定を受けた後、妊娠6週1日に突然の「鮮血による大量出血」を経験しました。
1回目の妊娠では流産してしまったこともあり、「またダメかもしれない」と絶望。
けれど、診断の結果は「切迫流産」。赤ちゃんは無事で、その後も妊娠を継続できました。
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今回は、そんな当時の出来事を振り返りながら、妊娠初期の出血時に感じたことや対応、診察内容をまとめます。
同じように「妊娠初期の鮮血で不安を感じている方」へ、少しでも安心材料になれば嬉しいです。
突然の鮮血、大量出血…。妊娠初期6w1dの出来事
それは3連休の中日、日曜日の夜でした。
夕食後にふと、下半身に「サラサラとした水っぽい感覚」があり、違和感を覚えてトイレに行くと、織物シートが鮮血で真っ赤に染まっていました。
あまりの出血量に言葉を失い、トイレでしばらく動けませんでした。
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1回目の流産を思い出し、「またダメだったのかも」と絶望的な気持ちに。
しばらくして、心配して見に来てくれた夫に泣きながら状況を伝えました。
時間は夜9時半過ぎ。不安と恐怖でいっぱいでした。
病院への連絡と確認されたこと
翌日は祝日で、かかっていた不妊治療クリニックは休診。
ただ、診察券に記載されていた「緊急連絡先」に電話をかけて、状況を相談しました。
確認された内容は以下の3点でした。
- 出血とともに塊が出ていないか
- 強い腹痛を伴っていないか
- 翌日の診察は可能か
私の場合、出血は多かったものの、塊はなく、腹痛も軽度。
そのため、翌朝すぐにクリニックで診てもらうことになりました。
出血翌日の診察で「切迫流産」と診断、でも赤ちゃんは無事でした(6w2d)
診察当日はすぐに内診(経膣エコー)を受けました。
緊張しながらモニターを見ると…胎嚢は1週間前よりもしっかりと成長しており、赤ちゃんは無事でした!
先生の診断は「切迫流産」。黄体ホルモンを補うプロゲデポー筋注(125mg)と、内服薬のダクチル錠を処方されました。
入院や絶対安静の指示はなく、「無理はせず、なるべく安静に過ごしてくださいね」と言われました。
自宅でできるだけ安静に。リモート勤務がありがたかった
幸い、私の仕事はフルリモート勤務が可能だったため、完全にベッドで横になることはできなかったものの、外出せず、なるべく安静に過ごすことができました。
家事も必要最低限に抑えて、座ってできる作業だけに切り替えました。
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この時期、身体は大丈夫でも、気持ちの面でとても不安定だったので、周囲の理解や環境に本当に助けられました。
4日後の診察で心拍確認!妊娠継続が確定(6w6d)
出血から4日後、再びクリニックで診察を受けました。
この日、無事に心拍確認ができ、先生からも「順調です」と言ってもらえて、ようやく少し安心できました。
その後も特に大きなトラブルはなく、妊娠8週0日で念願だった不妊治療クリニックを卒業できました。
妊娠初期の鮮血出血を乗り越えて感じたこと
この体験を通して、妊娠初期の出血がすべて「流産」につながるわけではないということを学びました。
私の場合、出血の前日、ハリーポッターのスタジオツアーに出かけていて、かなり長時間歩いていました。
つわりも始まってはいたものの、動けてしまっていたので、つい「大丈夫だろう」と動きすぎてしまったのだと思います。
妊娠初期はとにかく「無理をしない」「体の声をよく聞く」ことが大切です。
同じように悩む方へ伝えたいこと
妊娠初期に大量の鮮血を見たときの不安は、言葉では言い表せないほどです。
でも、出血=流産とは限らず、「無事に妊娠継続できるケース」もあります。
焦らず、自己判断せず、早めに医療機関に連絡して診てもらうことが最も大切です。
私の経験が、今まさに不安を抱えている誰かの参考になれば嬉しいです。
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