「うちの子、公園に着いたら突然歩かなくなっちゃった…」
そんな経験、ありませんか?
1歳をすぎるころ、環境の変化に敏感になって「場所見知り」をする子が増えてきます。
わが家の1歳2ヶ月の子も、最近になって新しい場所に行くとぴたっと止まり、まったく歩かなくなることが増えてきました。
保育園でも、いつもの0歳児クラスの部屋から別の部屋に行ったときに固まって動かなかったと、連絡帳に書かれていたことも。
親としては「え、これって普通?」「発達障害のサインじゃないよね?」と不安になることもありますよね。
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この記事では、我が子が1歳2ヶ月のときに見せた「場所見知り」の様子や、
実際にわが家で試して効果があった対処法を、体験談としてご紹介します。
場所見知りってどんな状態?1歳2ヶ月ごろの特徴
場所見知りとは、初めての場所やいつもと違う環境に対して、不安や緊張を感じること。
人見知りが「人」に対して起こるのに対して、場所見知りは「環境の変化」に反応するものです。
1歳前後ではよくある反応で、「安心・不安」の判断力が育ってきた証とも言われています。
わが家の子の場合、こんな行動がありました:
- 初めて行く公園やショッピングセンターで、ぴたっと止まって歩かない(ふだんは歩くのが得意)
- 保育園でいつもと違う部屋に移動すると固まってしまう(時間が経つと少しずつ遊び始める)
最初は泣いたり騒いだりはしないのですが、とにかく「固まって動かない」。
あきらかに不安そうな表情で、その場から動こうとしませんでした。
発達障害のサイン?心配になったこと
「場所見知り 発達障害」というキーワードで検索したこともあります。
たしかに、発達障害の中には「環境の変化に強い不安を感じる」という特徴があることも。でも、専門家のサイトや発達支援の資料を読む中で、以下のような違いがあると知りました。
- 発達障害の場合:親がいてもパニックが続く、極端なこだわりや感覚過敏が日常的にある
- 成長の一環の場所見知り:親がいれば落ち着き、少しずつ慣れていく様子がある
うちの子は、時間をかければ慣れて遊べるようになることもあったので、現時点では「成長過程のひとつ」として見守ることにしました。
ぴこぴこサンダルが不安を強めたかも?
場所見知りが発動する日は、西松屋で購入したぴこぴこ音が鳴るサンダル。
とっても可愛いし、歩くと音が鳴るのが楽しいと思って選んだのですが…
- 音が鳴るのが気になって歩かなくなる
- 靴の感覚がいつもと違って落ち着かない
- 新しい場所+新しい靴のダブルパンチで不安になる
- 歩くとき、踵を浮かせるような不思議な動き
こんな様子が見られました。
試しに、そのサンダルを履かせてベランダを歩かせたときも、やっぱり立ち止まってしまいました。
今は、慣れた靴を履いていつもの道を歩くことからスタートして、ぴこぴこサンダルは家の中で慣れる練習中です。
わが家で効果があった「場所見知り」対策
わたしが実際にやってみて効果があった対処法はこちらです。
- 無理に歩かせず、まず抱っこで安心させる
- 親が先にその場所で笑顔で過ごす姿を見せる
- お出かけ前に「今日は○○に行くよ」と声をかけて予告する
- お気に入りのおもちゃやぬいぐるみを一緒に連れて行く
- 帰宅後に「今日はよく頑張ったね」とたくさん褒める
何よりも、「あなたは安心して大丈夫だよ」と伝えるような関わりが大切だなと実感しました。
「歩かない…」そんなとき、抱っこもラクになる神アイテム
新しい場所では立ち止まってしまううちの子。
抱っこすると安心はするけど、親の腕がパンパン…。
そんな時に見つけたのが「ヒップシート付きの抱っこバッグ」。
重さを分散してくれて、普通の抱っこ紐よりも手軽に使えるのがポイントです。
歩かない日は、靴が邪魔…そんなときの救世主アイテム
場所見知りで「靴はいてるのに歩かない」→「抱っこ」ってこと、よくありますよね。
そんな時に靴をカバンやベビーカーにサッとつけられる「シューズクリップ」が大活躍!
まとめ:場所見知りは“心が育っている証拠”
1歳2ヶ月ごろの子どもにとって、「場所見知り」はめずらしいことではありません。
特に、環境の変化や靴・音・匂いなどに敏感な子にはよく見られる反応です。
わが子も、初めてのサンダルや新しい場所に戸惑いながら、毎日少しずつ「世界ってこうなってるんだ」と学んでいる途中なのだと思います。
親としては心配になってしまいますが、焦らず、子どものペースで「安心できる経験」を積み重ねていけたらいいなと思います。
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