【2023年/2月】はじめての体外受精-採卵周期の流れ(スケジュール)

妊活記録

はじめての採卵周期を振り返るブログです。

費用や流れを感想を含めてレポートします。

採卵周期全体:スケジュール&費用感 レポート

症状や、採血数値によって異なるかと思いますが、はじめての採卵周期のスケジュールと費用をレポートします。

採卵周期:実際に受診した流れ

わたしの場合は、D14(月経から14日目)に採卵を実施しました。

平均的な採卵日は月経14~16日(D14~D16)のようです。

わたしの通院しているクリニックでは採卵日から1週間後に凍結確認ができました。

採卵周期にかかった費用

採卵周期(前周期の検査費用も含む)にかかった費用は以下になります。

168,470円

大体17万円ほどかかりました。こちらは採卵周期の総額なので、採卵数などによって異なってくるかと思います。

凍結確認前までにかかった費用が約7万円だったので、7万+αで見てもらうといいかもしれません。

採卵前~当日:お薬レポート

採卵前は、卵🥚を育てたり、排卵を抑制したりとはじめて飲む薬、注射が多かったのでレポートします。わたしが採卵のために処方されたお薬は以下になります。

飲み薬:クロミッド

わたしの場合は、クロミッドの処方は以下のとおりでした。

D3から5日分(D3~D7)、毎夕食後1錠

クロミッド錠50mg

クロミッドとはどんな薬?→女性ホルモンのバランスを調整し、排卵を起こしやすくする薬

自己注射:ゴナールエフ

わたしの場合は、ゴナールエフの処方は以下のとおりでした。

①1回目の処方

D5から1日おき(D5/D7/D8)の3回分

ゴナールエフ皮下注ペン 1回あたり150(処方は450を1本)

②2回目の処方

D10とD11の2回分

ゴナールエフ皮下注ペン 1回あたり300(処方は300を2本)

個人的痛さレベル ★☆☆☆☆

ゴナールエフとはどんな薬?→卵巣刺激(卵を育てる)

終わった後のゴナールエフ皮下注ペンはどうする?

  • 針は医療機器のため、不妊治療終了時に病院に返却
  • ペンの方は(クリニックに持って行ったんだけど)自宅で廃棄してOKとのこと

院内注射:セトロイド/HMG筋注射

セトロイドは処方薬ではなく、D10~D12(採卵予定日の4日前)の通院時に注射してもらいました。

セトロイド 0.25mg

個人的痛さレベル ★★☆☆☆

セトロイドとはどんな薬?→早発排卵の防止

HMG筋注用「F」75単位 150単位

HMG筋注射はD12(採卵予定日の2日前)の通院時に注射してもらいました。

個人的痛さレベル ★★★★☆

HMG筋注射とはどんな薬?→排卵誘発ないしは、卵胞発育を促す

自己注射:オビドレル皮下注シリンジ

D12 時間指定あり(採卵前々日の夜9:30)

個人的痛さレベル ★★☆☆☆

オビドレルとはどんな薬?→排卵誘発や卵を育てるための薬

  • オビドレルの注射器はゴナールエフ皮下注ペンの針の処理と異なり、採卵当日に病院で回収を指示されました。

点鼻薬:ブセレリン

D12 時間指定あり(採卵前々日の夜11:00と夜12:00)

ブレセリン点鼻薬とはどんな薬?→早発排卵の防止(採卵日までに排卵してしまうのを防ぐ)

  • 点鼻薬はもし採卵がまだ発生する場合に備え、そのまま冷蔵庫保存をしています。

坐薬:ボルタレンサポ

D14 時間指定あり(わたしの場合は採卵当日来院の30分〜1時間前、7:40)

ボルタレンサボとはどんな薬?→手術後の鎮痛・消炎(いわゆる痛み止め)

投薬で感じた自覚症状(薬との関与は不明)&感想

  • お腹の張り(採卵日の2日前〜当日)

→(たぶん)卵巣刺激の薬の影響でかなりお腹が張ってました。

採卵日前々日の診察を受けた際に、若干卵巣の腫れの症状があったようで、その際にお腹が張ってないか先生にも聞かれました。質問された際は自覚症状なかったのですが、採卵日前日にはかなり張ったような症状が出ていました。

  • 口内炎

→採卵1週間前は結構ストレスを感じていたのでその影響な気がします。

採卵日:当日レポート

採卵当日のスケジュール

採卵施術時の流れ・感想

手術台に登ったあとは、局所麻酔のため手術台に寝そべりながらエコーのモニターをずっと見ていました。

左の卵巣で一個取れにくい🥚があったようで、

チクッとしますね〜

と言われること3.4回

お腹押しますね〜

と言われ、なんだか大変そうでした(゚o゚;;

そして、何よりその間

痛いーーーー

泣きそうでした、というより、たぶん軽く泣いてました。゚(゚´Д`゚)゚。

ただ、ずっと看護師さんたちが

大丈夫ですか〜?

って何度も聞いてくれて、肩に手をぽんって置いてくれるのが本当救いでした!!

人の手の温もりを感じると少し痛みが和らいだので、”手当て”って言葉ってよくできてるな〜としみじみ思いました。。

苦戦した左が終わってからの右側の卵巣は比較的サクッと終了しました。

終了後、(おそらく)人生初車椅子!?を押してもらい安静室に向かいました。

安静室ではロッカーからスマホ取り出して、

とりあえず夫に採卵終了連絡入れて、スマホぽちぽちしながら横になってました。

痛みレベルは人によりそうですが、

生理中みたいにずーんとしてる感じ(痛み止め飲まなくてもいいかなと判断するレベル)でした。

採卵後の診察

だいたい1時間ほど安静室で安静にしたあと、お着替えして、受付に着替え完了の報告。いつもの診察待ってる待合室で呼ばれるまで待機。

内診→お腹と膣の出血具合の確認

そんなに出血してないから大丈夫そうだね〜

診察

採卵は全部で7個とれました!

精子の運動率がいいので、すべて体外(ふりかけ)にしましょう!

(顕微も1.2個すると思ってたので)体外だけで本当に大丈夫なんでしょうか?

所見に原因がないと基本的には顕微は選べないんです、、所見悪い月もあるけど体外で大丈夫かな〜。。

では全部体外でお願いします!

というやりとりで、ALL体外になりました。

他、確認事項として

  • 前回までの血液検査で着床するのにいない方がいい菌がいる

→飲み薬処方。

  • 逆にいないと着床しにくくなる菌がいない

→月経開始日から飲むお薬処方。

  • 明日(採卵翌日)、卵巣の腫れ具合の確認と受精結果確認のため受診。
  • 採卵後の注意事項書かれた紙渡される(以下参照、抜粋)
  • 採卵後、下腹部痛が生じる可能性があります。痛み止めを必要とするほどにはなりません。帰宅後に万一、下腹部痛が耐え難い激痛となった場合はお電話ください。
  • 採卵後、時に少量の出血が生じる可能性がありますが、問題ありません。
  • 本日の昼食は可。昼食後から、念のため感染予防の抗生物質を2日間内服。
  • 本日は帰宅後安静に。入浴はシャワーのみにしてください
  • 翌日以降の日常生活は、無理をしない程度に普段どおりで構いません。激しい運動をするのは控えてください。妊娠判定まで性交渉は控えてください。(妊娠判定後も状況によっては控えていただく場合があります)

採卵帰宅後の症状

  • ズキズキ、生理痛のような痛み
  • 精神的に疲れていたのか、お昼寝で変な夢を見る
  • 夜寝ている時、横寝だと少し痛かったので仰向けで寝たら特に問題なかった

採卵後、数日(採卵後~4.5日)の症状

  • たまに(1日に数回)鈍めのチクッとする痛みがある
  • 便秘によるお腹の張り。採卵当日もお通じなかったので、丸2日間出ませんでした。2日後に出た際も、コロコロ💩でスッキリ感はありません。採卵後5日目までまだ便秘気味が解消しませんでした。

ホルモンバランスの変化、身体、心理的ストレスなどで採卵後に便秘になる方は多いようです。

採卵日翌日の診察&受精結果

診察

出血や当初少し心配されていたOHSS(卵巣過剰刺激症候群)ほどの腫れはないとのこと。(→多少は腫れてるから気持ち安静にとのこと)

受精結果

わたしの場合、7個採卵できたうちの

4個が正常に受精

受精確認できてきない3個

内1個は未熟卵のため、もう受精の可能性なし

残り2個は翌日時点ではわからないため、引き続き培養

凍結結果は約1週間後に聞きにきてとのことでした!

採卵施術1週間後:受精結果~凍結確認

凍結判定までの期間

受精結果(採卵翌日)~凍結確認でクリニック受診までの期間

採卵後7日後の受診となりました

凍結結果

受精結果時に受精確認できなかった2個→×受精せず ( ;∀;)

受精結果時に受精確認できた4個→全て胚盤胞凍結◎ !(^^)!

グレード:4AA・4AA・4AB・4BB !(^^)!

わたしの通っているクリニックの実績資料をでは4AAの妊娠率、着床率は以下の数値でした。

グレード別臨床着床率 66.1%(※34歳以下)

グレード別臨床妊娠率 59.1%(※34歳以下)

資料では4AAが1番いいグラフとなっていまので、

4AAが2つ凍結できたのでひとまず安心できる結果となりました。

まとめ

はじめての採卵はやはり採卵日までメンタルがきつくなることが多々あり、もう少しストレス対策をしっかりすべきだったかなというのが反省点です。

移植周期は検索魔にならない程度に情報をあつめ、ストレスフリーを目指します(‘◇’)ゞ

費用面は1回あたりはそれ程気にしてませんでしたが合計で見ると、う””ってなりますね。

最終的に民間保険の活用や、高額療養費制度で戻ってきた分があるので

費用面が気になる方は以下のブログも是非参考に見てみてください

こまのプロフィール
この記事を書いた人
こま

ミドサー 共働き夫婦
2021年結婚後、自身のAMH値が低かったことから妊活を開始。
2023年体外受精チャレンジ。1度の流産を経験し、2024年5月に出産予定。
今までの妊活記録と趣味(主に御朱印・パワースポット系)を中心にブログを執筆。

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