オリックス生命「新キュアレディ」で体外受精の給付金が出た話
妊活や体外受精を始めようとするとき、一番気になるのが「お金のこと」ではないでしょうか?
私は2023年に体外受精を経験しましたが、結果的に、加入していたオリックス生命の【新キュアレディ】という医療保険から給付金が支払われ、想像よりも実質負担は少なく済みました。
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この記事では、実際にかかった費用や給付金の金額を、私の体験をもとに詳しくご紹介します。
体外受精にかかった費用【保険適用後の実費】
2023年2月から4月にかけて、1回の採卵と胚移植を実施しました。
採卵周期と移植周期の費用内訳
採卵周期:168,470円
移植周期(検査・お休み周期含む):98,980円
合計:267,450円
保険適用後の費用とはいえ、おおよそ30万円は準備しておくと安心です。
私の治療背景と不妊の原因
私はAMHが非常に低く、卵巣年齢が実年齢よりも高いと診断されました。定期的な治療や薬の服用はせず、体質改善を中心に準備していたところ、医師から体外受精を提案されました。
夫にも大きな問題は見つからず、最終的に「原因不明不妊」と診断されたケースです。
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低AMHと診断された体験談は別の記事でも紹介しております
▶【体験談】AMH検査で低AMHと判明。妊活初心者の私が受けた検査内容と費用、今後の選択肢とは?
オリックス生命「新キュアレディ」で支払われた給付金
加入していたのは、オリックス生命の女性向け医療保険「新キュアレディ」です。
契約内容によって給付額は異なりますが、私の場合は体外受精の一部が「手術」として認定され、給付対象となりました。
採卵術・胚移植術が「手術給付金」対象に
「採卵術」「胚移植術」はそれぞれ「手術」として扱われ、合計で21万円以上の給付を受けることができました。
また、タイムラプスやシート法といった先進医療の一部も、契約の範囲内でカバーされていました。
戻ってきた金額は約21万円
- 手術給付金合計:210,019円
これは大きな助けになりました。保険があることで、精神的にも金銭的にも安心感があります。
高額療養費制度の還付金
高額療養費制度とは、1ヶ月の医療費が自己負担限度額を超えた場合に、その超過分が払い戻される制度です。
採卵と移植で約12万円が戻る
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私は年収370万〜770万円の区分に該当しており、以下のように還付を受けました。
- 採卵周期の還付額:約9万円
- 移植周期の還付額:約3万円
- 合計:約12万円
(※自己負担限度額は収入や月ごとの治療費によって異なりますので、ご自身で確認をおすすめします)
体外受精1回あたりの実質負担額まとめ
- 実際に窓口で支払った費用:約27万円
- 保険からの給付金:約21万円
- 高額療養費の還付:約12万円
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結果的に、差し引きでプラス約6万円となり、1回の体外受精だけを見ると「おつりが返ってきた」という印象すらありました。
不妊治療を考えている方へ伝えたいこと
体外受精の1回分の費用は保険や制度を活用することで、思ったよりも軽減できることがわかりました。ただし、ここに至るまでの検査、通院、体質改善(鍼灸・漢方・サプリなど)には数十万円がかかっており、長期的に見れば決して安くはありません。
また、体外受精は必ず1回で成功するとは限らないため、心身ともに余裕を持った準備が必要です。
可能であれば、妊活を始める前に保険内容を見直し、「不妊治療でも給付対象になる医療保険」に加入しておくと安心です。
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保険の見直しがどれくらい大事かは、私が実際に21万円の給付金を受け取ったことで痛感しました。
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