育児の夫へのイライラは私だけ?本音と対策を全部書きました

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育児記録
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協力的な夫にイライラしてしまう私の産後リアル

出産前は「うちの夫は家事も育児も協力的だから、安心」と思っていました。
でも、いざ赤ちゃんとの生活が始まると、想像していなかったことでイライラする日々に。

誰にも言えずにモヤモヤしていたこの感情を、今回は正直に書いてみます。

この記事では、私が産後に感じたリアルな葛藤と、乗り越えるために試したこと、そして「夫婦で育児を乗り切るヒント」をお届けします。

世間的には“良い夫”なのに、なぜかイライラが止まらない

我が家の夫は、世間的に見たら「かなり協力的」な部類だと思います。
料理もするし、洗濯も干してくれるし、育休まで取ってくれました。
それでも、なぜかイライラするんです。

たとえば、里帰り出産から戻ったとき。
大切にしていたガジュマルに水をやりすぎて、受け皿から水があふれ、近くに置いてあった思い出のアルバムがカビだらけに…。
「加減ってものを知らないの?」とドン引きしました。
赤ちゃんを迎える部屋にカビを生やす神経が信じられなかったのです。

「やってくれる」けど「気が利かない」のがつらい

洗濯をしてくれるのは助かるけれど、何度言ってもしわを伸ばさず干す夫。
タオルはくしゃくしゃ、服の袖も折れたままで乾いていて、畳むたびにイラッ。

料理もしてくれます。でも味付けは完全に自分好み。
栄養バランスも考えず、ドンと一皿で終わり。

本来なら感謝すべきだと思うのに、授乳中の私にとって栄養は死活問題。
「どうしてそこに気づかないの?」という気持ちが溢れてしまいます。

泣いている赤ちゃんに気づかず爆睡の夫にブチギレ

一番つらかったのは、夜中に赤ちゃんが泣いているのに、夫が全く起きなかったとき。

「今日はお願い」と頼んでいたのに、まるで聞こえないかのように寝ていて…。
何度もそんなことが続いて、ついに爆発しました。

後から知ったのですが、男性は生物学的にも赤ちゃんの泣き声に気づきにくい傾向があるそうです。
女性は妊娠・出産・授乳を通して「オキシトシン」というホルモンが増え、赤ちゃんの泣き声に敏感になるのに対し、男性はその反応が弱いのだとか。

加えて、「夜はママが対応するもの」という意識が夫婦間で暗黙のうちにできていたり、育児経験が少ないと「どうしたらいいかわからない」気持ちから反応が鈍くなることもあるそうです。

頭ではわかっても、夜中に一人で何度も起きているときにこれを思い出しても、正直イライラや怒りが消えるわけではないんですよね…。

「俺の可愛い○○ちゃん」にモヤモヤ

時々、夫が赤ちゃんを見て「俺の可愛い○○ちゃん〜」なんて言います。
気持ちはわかるけど、心の中では「いや、産んだのは私だかんな」とモヤモヤ。
出産の痛みも、授乳のしんどさも知らないくせに、いいとこ取りしないで…って思ってしまいます。

この感情もまた、「産後クライシス」の一部なんだと後から気づきました。

産後の心と体は想像以上に大変だった

実際に経験してみて思うのは、産後の心身の変化は想像以上。

ホルモンバランスの急激な変化、体力の回復、睡眠不足、慣れない育児、社会との断絶感…。
さらに夫婦関係の変化まで。

これだけ多くのことが一気に押し寄せてきたら、心が揺れるのも当然です。

産後に起こりうる心身の変化と夫婦関係の課題

「私だけじゃない」と知ることが、救いになることもあります。
代表的な産後のトラブルをまとめてみました。

項目マミーブレイン(産後ボケ)産後クライシス産後うつ(PPD)産後サイコシス(産褥精神病)パタニティ・ブルー
対象産後の女性の認知機能の変化産後の夫婦関係の悪化産後の女性の精神状態産後の女性の精神状態産後の男性(父親)の精神状態
症状物忘れ、集中力低下、思考の鈍化夫へのイライラ、愛情低下、関係悪化気分の落ち込み、不安、不眠、食欲不振、無気力、育児への無関心、自責感、自殺願望など幻覚、妄想、錯乱、興奮、衝動的行動、感情の著しい不安定さ不安、ストレス、孤独感、疎外感、気分の落ち込み、イライラ
主な原因ホルモン、睡眠不足、疲労、脳の一時的変化ホルモン、睡眠不足、疲労、育児の役割分担、コミュニケーション不足、価値観の相違ホルモン、睡眠不足、疲労、育児ストレス、社会的孤立、性格などホルモン、遺伝的要因、精神疾患の既往歴など育児責任、経済的プレッシャー、妻の心身の変化への戸惑い、孤独感
性質多くの女性に見られる一時的な脳機能の変化夫婦間の問題、すれ違いによる関係悪化医学的な精神疾患(治療が必要)重篤な精神疾患(緊急治療が必要)父親に起こる一時的な精神的変化
医学的診断なし(一般的な現象)なし(社会的な通称)ありありなし(一般的な現象)

イライラをぶつけるより、冷静に伝える練習を

今では、イライラしたときに少し冷静になって、「私はこうされると困る」「こうしてもらえると助かる」と伝えるように心がけています。
もちろん、感情を抑えきれずに爆発してしまうこともあります。
でも、夫は察するのが苦手だとわかったので、なるべく「具体的に」お願いするようにしています。

完璧じゃなくていい。夫の成長を“認める”ことで少しラクに

最近、洗濯物を少しずつ伸ばして干すようになった夫。
タッパーの片づけも、めちゃくちゃではあるけれど「片づけよう」という気持ちは見えます。

つい完璧を求めてしまうけれど、「やろうとしてくれている姿勢」を見ることで、少しだけ優しくなれました。
夫も不慣れな育児に頑張っている、そう思えると気持ちが落ち着く日もあります。

一人で抱え込まない。頼れるものはどんどん頼ろう

育児は夫婦だけで乗り越えるものじゃない。
むしろ第三者の力を借りることが、家族みんなの心の安定につながると思います。

忙しい育児に余裕をくれる家事代行サービス

例えば「CaSy(カジー)」という家事代行サービスは、掃除・洗濯・料理などをアプリやWebから気軽に依頼できるサービス。
子どもが寝ている間に家事が終わっていた、なんてことも。

プロの手を借りることで、心にも時間にも“ゆとり”が生まれます。

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最後に|育児中のイライラは自然なこと。責めなくていい

夫にイライラしてしまうのは、決してあなたが冷たいからでも、育児が下手だからでもありません。

産後はホルモンの変化、寝不足、夫婦の価値観のズレ…いろんなものが一気に重なります。

「なんでこんなことで怒るんだろう」と落ち込んでしまう前に、少しだけ深呼吸してください。
完璧じゃなくていい、むしろ誰だって完璧じゃない。

あなたは、ちゃんと頑張っています。

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