-150x150.png)
この記事は、「混合育児でミルクの量がわからない」と悩んでいた私の体験談です。
母乳がどのくらい出ているのか分からず、ミルクを足しすぎても足りなくても不安。
そんな毎日の中で試したこと、実際の授乳&ミルク回数、ミルク量、桶谷式母乳相談室での学び、そして少しずつ軌道に乗っていった過程を紹介します。
混合育児スタート時の戸惑い
母乳とミルクの混合育児って、育児初心者には本当に難しいですよね。
私も最初は「なるべく母乳で育てたい」と思っていました。
母乳には免疫が含まれていて、産後の体重戻しにも良いと聞いていたので、理想は“母乳メインでミルクも使う混合”でした。
でも、そんな理想はすぐに崩れました。
母乳はほとんど出ず、赤ちゃんもうまくおっぱいを咥えられない。
入院中に授乳室でおっぱいを飲ませる前後で体重を測っても1gも増えなかったんです。
「全然飲めてないじゃん…」と焦りながら退院したのを今でも覚えています。
退院直後の混合育児 生後0ヶ月のミルク量
退院後生後0ヶ月2週目
退院後は「とにかく飲ませなきゃ」という一心で、まずおっぱいを咥えさせてから形だけ授乳をしたあと、ミルクを足す、という流れを繰り返していました。
でもミルクを作るのも初めてで、お湯の温度も調乳量も不安ばかり。毎回ドキドキしながら作っていました。
生後0ヶ月(退院した週)の記録を振り返ると、1日の授乳は母乳(+ミルク)で8〜11回ほど。
授乳間隔は平均2〜3時間おきで、夜間だけ少し長く空くこともありました。
この頃の1日のミルク量は約500〜600ml。


1回あたりにすると50〜70mlほどで、飲めないときは40mlくらいのこともありました。正直、この頃はほぼ完全ミルクと言っていい状態でした。
生後0ヶ月3週目
YouTubeで「搾乳で母乳が出ているか確認してみる」という方法を見て、同じように試してみたところ、ほんのちょろっと10〜20mlほど絞れて、「少しは出てるんだ」と安心したのを覚えています。
この週も相変わらず母乳はほとんど飲めず、試行錯誤の毎日でした。
それでも、ちょっとでも絞れた母乳はできるだけ飲ませるようにしていました。


そのあと、桶谷式の母乳相談室にも通い、飲み方や抱き方を見てもらったことで、抱っこの姿勢やおっぱいのくわえ方がぐっと良くなりました。
それから少しずつ、ほんの少しずつですが母乳を飲めるようになっていきました。
👇桶谷式の母乳相談室に駆け込んだ体験談はこちら
母乳は出るのに吸ってくれない新生児への対処法 桶谷式母乳相談室に駆け込んだ話
ミルクの量がわからない毎日 生後1ヶ月の記録
生後1ヶ月頃になると、生後0ヶ月の「形だけ授乳」から少し進歩して、ようやく吸ってくれている感覚を感じられるようになりました。
それだけでも大きな進歩で、「やっとここまで来た」とうれしかったのを覚えています。
それでも、まだ「ミルクをどのくらい足せばいいのか」がわからず悩む日々が続きました。
多少は母乳が出るようになったからこそ、逆にどれくらい飲めているのか目に見えず、不安が募るようになりました。


夜間も3時間以上まとめて寝てくれる日が増え、ようやく少しずつリズムができてきた頃でした。
それでも同じ時期に乳首の傷や詰まりといったトラブルも重なり、心身ともにしんどい時期でもありました。
生後2ヶ月 ミルクの量が減ってきたけど大丈夫?
生後2ヶ月を過ぎると、母乳の出が少しずつ安定してきて、夜間は母乳だけで過ごせるようになりました。
その分、ミルクを足す回数や量が減り、1日のミルク量は200〜300mlほどに。
1回あたり40〜60mlをあげていました。


ただ、急にミルクの量が減ったことで「これで足りてるのかな?」と心配になることも多かったです。
でも、赤ちゃんの機嫌や排泄の様子を見ながら、「お腹いっぱいサイン」を信じて調整していました。
生後3ヶ月 母乳よりの混合へ
生後3ヶ月頃には、母乳がさらに出るようになってきました。
深夜~日中は母乳中心で、夕方〜夜の授乳だけミルクを足すような流れに。
1日のミルク量は200〜300mlほどで、1回あたり40〜160mlと日によってバラバラでした。
特に寝る前はたっぷり飲ませると長く寝てくれることが多く、「寝かしつけ=母乳+ミルク」が定番になりました。


でも中には全然ミルクを飲まない日もあり、「母乳だけで足りてるのかな…」とまた不安に。
我が家はスマートバスマットを使っているので、お風呂前に毎日体重を測り、成長曲線に載っていることを確認して安心するようにしていました。
グラフを見ると、下の方ではあるものの、ゆるやかに右肩上がり。
“点で見るより経過で見る”と意識を変えることで、少しずつ心の余裕ができた気がします。
👇スマートバスマットの使用レビューはこちらの記事でまとめています
赤ちゃんの体重管理に便利だったスマートバスマットと産後ママの体験談
混合育児のミルク量に正解はない
正直、混合育児に「正解」はないと思います。
母乳の出方も、赤ちゃんの飲む力も、それぞれ違うからです。
私は結果的に、生後10ヶ月まで混合を続け、11ヶ月で断乳(ミルクのみ)へ。
そして1歳3ヶ月でミルクも卒業しました。
ミルク卒業は少し遅めかもしれませんが、うちのペースで無理なく進められたと思います。
もし今、「ミルクの量がわからない」「母乳が足りてるのかわからない」と悩んでいる方がいたら、
どうかひとりで抱え込まないでほしいです。
私も当時は、育児支援センターや助産師さんにたくさん相談していました。
誰かに話すだけで、気持ちが少し軽くなることもあります。
私の混合育児まとめ(生後0〜3ヶ月の目安)
| 月齢 | 1日の授乳回数 | 1日のミルク量(目安) | 1回あたりのミルク量 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 生後0ヶ月 | 約9回 | 約500〜600ml | 約50〜70ml | 母乳ほぼ飲めず、ミルクメイン |
| 生後1ヶ月 | 約8回 | 約520ml前後 | 約60〜70ml | 桶谷式で母乳少しずつ増加 |
| 生後2ヶ月 | 約8回 | 約200〜300ml | 約40〜60ml | 夜間は母乳のみの時間帯もあり |
| 生後3ヶ月 | 約7回 | 約200〜300ml | 約40〜160ml | 夜間~日中母乳中心、寝る前ミルク多め |
母乳が少ないときの私の工夫
母乳が少なくて、授乳の飲ませ方もまだ下手だった頃、私は AMOMA natural careのミルクアップブレンド を飲んでいました。飲んでいたおかげかはわかりませんが、少し母乳が出るようになった気がしたんです。
また、乳腺が詰まり始めてトラブルになりそうなときは、同じく ミルクスルーブレンド を意識して飲むようにしていたら、詰まりにくくなりました。
暖かいハーブティーを飲む時間は、ママにとって小さな休憩タイムにもなります。リラックスできる時間を作ることで、授乳や育児への余裕も少しずつ出てきました。

さいごに
混合育児って、母乳もミルクもどちらも大変ですよね。
でもその悩みの根っこには、どちらにも「赤ちゃんを想う気持ち」があるからこそだと思います。
私も当時は、「こんなに飲めないならミルクだけの方が赤ちゃんは嬉しいのかな」と何度も不安になりました。
産後まもない時期だけでなく、その後もずっと悩み続けました。
母乳がなかなか出なかった私ですら、乳腺炎を経験しています。
それでも今は、混合で頑張ってよかったと心から思います。
もしこの記事が、今まさにミルクの量や授乳方法で悩んでいるママの心を、少しでも軽くできたら嬉しいです。
大丈夫。あなたのペースでいいんです。



コメント