授乳中に突然の高熱…乳腺炎はいつ受診すべき?体験談と保険対応まとめ

乳腺炎、具合の悪いママ、授乳中の赤ちゃん 育児記録
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授乳中に突然の高熱や胸の激しい痛みに襲われ、「これって乳腺炎…?」と不安になったことはありませんか?
私もある日、育児の合間に胸の違和感を覚え、そこから数時間で発熱・悪寒・吐き気と、全身に異常が出はじめました。

この記事では、そんな私の乳腺炎体験をもとに、どんな症状が出たら受診すべきか、どこを受診すればいいのか、そして保険は効くのかといった気になるポイントを、実際の費用やセルフケア方法とともに詳しくご紹介します。

これからの育児生活を安心して過ごすための参考になれば嬉しいです。

✅ この記事でわかること

  • 授乳中の乳腺炎の主な症状と注意サイン
  • 病院へ行くタイミングの目安
  • 乳腺炎で受診すべき診療科(産婦人科・乳腺外科・母乳外来の違い)
  • 実際にかかった診察費・処方薬・マッサージの費用明細
  • 保険適用される治療と自費になるケアの違い
  • 助産師さんに教わったセルフケアと再発予防のコツ
  • 「授乳中に胸が痛いけど様子を見ていい?」という疑問への回答
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乳腺炎の主な症状と病院に行くタイミング

乳腺炎は放っておくと悪化しやすいため、以下のような症状がある場合は早めに病院を受診しましょう。

  • 胸のしこりや強い痛みで授乳が困難
  • 38度以上の高熱、寒気や震えを伴う
  • 乳房の腫れ・赤み・熱感がある
  • 脇の下のリンパ節が腫れる
  • 血の混じった母乳や分泌液が出る

症状が進むと感染が広がり、入院が必要になることも。違和感があれば無理せず専門医に相談を。もあります。少しでも異変を感じたら、自己判断せず早めに専門医に相談しましょう。

【体験談】急な悪寒と高熱、夫に助けを求めた夜

外出中に胸がチクチクと痛み始め、急いで帰宅して授乳しましたがしこりが取れず…。
搾乳機を使っても改善せず、1時間ほど試みた末に吐き気・頭痛・ふらつきといった症状が出てきました。

そのうち強い寒気に襲われ、体がガタガタ震えて薬の説明書も読めないほど。
夫に電話して帰宅してもらい、布団にくるまりましたが、熱は39.4度まで上昇。

ロキソニンを飲んでようやく熱が下がりましたが、「これはもう限界」と思い、翌朝すぐに病院へ行く決意をしました。

乳腺炎は何科にかかればいい?

乳腺炎の診療は以下の診療科で受けられます。

  • 乳腺外科:専門医による超音波検査や診察が受けられる
  • 産婦人科:授乳中のトラブル対応に慣れている
  • 母乳外来:授乳方法の指導や乳房マッサージが可能

私の場合、乳腺外科に電話しましたが「授乳中の乳腺炎は対応不可」と言われ断られました。
最終的には総合病院の産婦人科を受診。助産師さんの施術と医師の診察を受けて落ち着きました。

夫が乳腺外科の専門院に電話してくれましたが、時間外であることと乳がん等の治療を専門としているため、授乳中の乳腺炎(疑い)は断られました。

桶谷式の助産院に通ったことがありましたが、半年前に引越しをしており、かかりつけの助産院は自宅から遠く、新たに近所の助産院を予約するか、総合病院の産婦人科に行くかで悩んだ末、翌日総合病院の産婦人科を受診しました。

保険適用される治療とされないケア

乳乳腺炎の治療には保険が使えるものと、自費になるものがあります。

【保険適用】

  • 医師の診察・処方
  • 血液検査・超音波検査
  • 重症化予防の乳房マッサージ(診療報酬改定により一部適用)

【保険適用外】

  • 一般的な授乳相談(母乳外来など)
  • 自費扱いの乳房マッサージ(医療行為でない場合)

事前に確認しておくと安心です。

悪寒と発熱の翌日熱は下がっていましたが、産婦人科にて医師の診察を受けました。

昨日の症状を聞かれ、触診の後、医学的な治療が必要ではないと判断され助産師さんを呼んでもらい、助産師さんに乳房マッサージを施術してもらいました。

その際、助産師さんは色々と話を聞いてくれて思わず涙がこぼれそうになりました。

助産師さんの施術後、再度医師の診察を受け、抗生物質と痛み止め(ロキソニン)、葛根湯の処方箋を出してもらいました。

私が実際にかかった費用(明細付き)

私の診療内容と実際にかかった費用は以下の通りでした。

  • 自費の乳房マッサージ:4,400円
  • 検査費用など:3,949円
  • 初・再診料・薬の処方:590円
    合計:8,580円

思った以上に費用がかかって驚きましたが、早期受診できたことで重症化せずに済みました。

お会計の際、支払いが結構高額でびっくりしました。

助産師さんに教わった乳腺炎セルフケア

病院で助産師さんに教わった、乳腺炎のときのセルフケアはこちらです。

  • 詰まっている部分は無理に押さず、乳首付近のみ軽く搾乳
  • 患部は冷やす(冷えピタなど)
  • 湯船は避け、シャワーのみ短時間で済ませる
  • 食事は消化の良いものを
  • 締め付けを避けるため、ブラジャーはなるべくしない
  • 体調が戻るまでは家事は最小限にし、安静を保つ
  • たんぽぽ茶で予防が期待できる(私も取り入れています)


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【体験談】間違った搾乳で悪化しかけた話

過去に通っていた助産院では「詰まった部分は押して解消して」と教わっていたため、今回も力強く押しながら搾乳をしてしまいました。

しかし病院では、「強く押すと乳腺を潰し、母乳が溜まって逆に悪化する」と言われ愕然…。
自己判断でのケアは危険だと身をもって実感しました。

まとめ|乳腺炎は早期対応と正しい知識が命綱

乳腺炎は、ほんの小さな違和感から一気に悪化することがあります。
「これくらい大丈夫」と我慢せず、早めの受診が何よりも大切。

診療科の選び方や費用の目安を知っておくことで、万が一のときも冷静に対処できます。
そして一番大切なのは、無理をしないこと。
子育て中だからこそ、ママ自身の体調を大切にしてくださいね。

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こまのプロフィール
この記事を書いた人
こま

ミドサー 共働き夫婦
2021年結婚後、自身のAMH値が低かったことから妊活を開始。
2023年体外受精チャレンジ。1度の流産を経験し、2024年5月に第一子となる男の子を出産。
今までの妊活記録と趣味(主に御朱印・パワースポット系)を中心にブログを執筆。

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