乳腺炎は主に授乳中の女性に発症しやすい炎症性疾患です。強い痛みや発熱を伴うことがあり、悪化すると重症化して入院が必要になるケースもあります。
-150x150.png)
この記事では、わたしの実際の体験談も交えながら乳腺炎になった際に病院へ行くタイミングや、治療の保険適用範囲について詳しく解説します。
乳腺炎の症状と受診のタイミング
乳腺炎には早期の対応が欠かせません。以下の症状が見られた場合は、なるべく早く病院を受診しましょう。
- 強い痛み:胸の痛みが強く、授乳を続けるのが困難な場合。
- 発熱:38℃以上の高熱が続き、悪寒や震えを伴う場合。
- 腫れや赤み:乳房が赤く腫れ、触ると熱感がある場合。
- リンパ節の腫れ:脇の下のリンパ節が腫れている場合。
- 血の混じった分泌液:乳首から血液が混じった液体が出る場合。
これらの症状が悪化すると、感染が広がり、入院が必要になることもあります。少しでも異変を感じたら、自己判断せず早めに専門医に相談しましょう。
-150x150.png)
わたしの場合、外出中に胸にチクチクとした痛みを感じ、帰宅後すぐに授乳しましたが、しこりが取れませんでした。搾乳機を使いましたが、子供を見ながらの搾乳は難しく、1時間ほど格闘した末に吐き気と頭痛、ふらつきの症状が現れました。その後、急な寒気を感じ、すぐに仕事中の夫に帰宅を依頼しました。
薬を飲もうとしましたが、手の震えで薬の箱の注意書きが読めないほど震えが収まりませんでした。
それから1時間半ほど激しい悪寒が続きました。
夫が帰宅し、子供のお世話をバトンタッチし布団にくるまったところ、悪寒がやっと治まり、その後発熱し39.4度まで熱が上がりました。
自宅にあったロキソニンを飲んだところすぐ熱は37度台まで下がりました。
乳腺炎で受診すべき診療科
乳腺炎の疑いがある場合、以下の診療科の受診を検討しましょう。
- 乳腺外科:乳腺の専門医が在籍しており、詳しい診察や超音波検査を受けられます。
- 産婦人科:授乳中の場合、母乳トラブルに詳しい医師が対応してくれることがあります。
- 母乳外来:母乳育児に特化した外来で、授乳方法の見直しや乳房ケアが受けられます。
緊急性がある場合は、救急外来を利用することも選択肢の一つです。
-150x150.png)
夫が乳腺外科の専門院に電話してくれましたが、時間外であることと乳がん等の治療を専門としているため、授乳中の乳腺炎(疑い)は断られました。
桶谷式の助産院に通ったことがありましたが、半年前に引越しをしており、かかりつけの助産院は自宅から遠く、新たに近所の助産院を予約するか、総合病院の産婦人科に行くかで悩んだ末、翌日総合病院の産婦人科を受診しました。
乳腺炎治療の保険適用範囲
乳腺炎の診療内容によっては、保険が適用される場合と適用外の場合があります。
- 保険適用される治療
- 医師の診察・薬の処方
- 超音波検査や血液検査
- 重症化予防の乳房マッサージ(2018年診療報酬改定以降)
- 保険適用外の治療・ケア
- 母乳外来での一般的な授乳相談
- 医療行為に該当しない自費の乳房マッサージ
費用面が心配な場合は、事前に病院や母乳外来に問い合わせると安心です。
-150x150.png)
悪寒と発熱の翌日熱は下がっていましたが、産婦人科にて医師の診察を受けました。
昨日の症状を聞かれ、触診の後、医学的な治療が必要ではないと判断され助産師さんを呼んでもらい、助産師さんに乳房マッサージを施術してもらいました。
その際、助産師さんは色々と話を聞いてくれて思わず涙がこぼれそうになりました。
助産師さんの施術後、再度医師の診察を受け、抗生物質と痛み止め(ロキソニン)、葛根湯の処方箋を出してもらいました。
乳腺炎治療の実際の費用感
乳腺炎の治療費は施設や診療内容によって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。
- 初診料:3,000〜5,000円(保険適用時は1,000〜2,000円程度)
- 乳房マッサージ:3,000〜6,000円(保険適用外の場合あり)
- 超音波検査:3,000〜5,000円(保険適用あり)
出産した病院の母乳外来では、初診料が無料になるケースもあります。診療内容を確認し、無理のない範囲で最適なケアを選びましょう。
-150x150.png)
お会計の際、支払いが結構高額でびっくりしました。
助産師さんによる乳房マッサージが自費診療になるため、4,400円、加えて検査費用3,949円、初・再診料と処方箋で590円の合計8,580円のお支払いとなりました。
助産師さんによる指導内容
乳房マッサージを受けた際に教わったセルフケアのポイントを紹介します
- 詰まっている箇所は無理に押さず、搾乳は乳首付近のみ軽く行う
- 乳房はなるべく触らず、患部は冷やす(冷えピタなどをこまめに交換)
- 腫れがあるときは湯船を避け、シャワーで短時間入浴
- 当日や翌日は消化の良い食事にする
- 家事は最小限にし、安静に過ごす
- なるべくブラジャーをつけず締め付けを避ける
- 乳腺炎は1か月程度再発しやすいため、注意が必要
- たんぽぽ茶を飲むと予防しやすい
乳腺炎は早めの受診と適切なセルフケアが重要です。体のサインを見逃さず、無理せず専門家に頼ることをおすすめします。
-150x150.png)
詰まっている箇所は押しながら授乳した方がいいと、以前通っていた助産院で教えてもらったので、今回病院に行く前に自分でもかなり強く押しながら搾乳をしてしまっていました。(おかげで乳房は真っ赤になってしまいました、、、)
乳房を押すと蜘蛛の巣状の乳腺を潰してしまい、そこからさらに母乳がにじみ乳房に溜まってしまうのでNGとのことでした。
まとめ 乳腺炎は早めの受診と適切なケアが大切
乳腺炎は放置すると重症化しやすく、強い痛みや発熱に苦しむこともあります。体調の異変を感じたら、無理をせずすぐに専門医を受診しましょう。また、保険適用の範囲や費用についても事前に確認することで、心身ともに安心して治療を受けられます。
体験談や医師のアドバイスを参考にしながら、無理なく乳腺炎と向き合うことが大切です。症状に不安を感じた際は、迷わず医療機関に相談することをおすすめします。
コメント