生後0ヶ月の赤ちゃんとの生活は、想像していた以上に大変で、想像していた以上に愛おしいものでした。頭の中は常に「おっぱい」と「乳児湿疹」。産後の身体の回復と育児のスタートが重なり、心も体もパンクしそうな毎日でした。この記事では、そんな私のリアルな体験をもとに、生後0ヶ月の過ごし方についてお話しします。
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母子手帳に成長の記録をつける余裕はなかった私ですが、
尊い時間の思い出を、子どもが1歳になる前に思い出しながら綴ってみました。
入院中は不安だらけで退院が怖かった
入院中は助産師さんや看護師さんがいて安心でしたが、その分「退院」がものすごく怖く感じました。母乳はうまく飲めず、ミルクの作り方も不安で、人肌の温度すら分からず、百均で温度計を買ってきてもらったほどです。哺乳瓶は用意していたのに、赤ちゃんが飲む量が少なすぎて驚き、病院と同じものをAmazonでポチりました。
毎日が手探りで、退院なんてまだ無理…と思っていました。
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退院後の生活は全てが初めてで不安だらけ
退院したのは生後5日。ふにゃふにゃの赤ちゃんに退院着を着せるのも怖くて、チャイルドシートに乗せるのも不安で仕方ありませんでした。「締めすぎてない?苦しくない?」と何度も確認。外に出るだけで大冒険でした。パパが帰る前に急いで命名式も行いましたが、手型足型スタンプもどれくらい力を入れていいか分からず手こずりました。
命名式で使用したスタンプ台は赤ちゃんの足に直接インクをつけるものじゃないタイプを用意していたので、赤ちゃんをインクで汚す心配はありませんでした!が、、力の入れ具合などは本当に恐る恐るでした。。

実際に使用した退院着と足形手形スタンプ台はこちらです☛
母乳の悩みは深く長く続いた
退院直後は母乳がうまくいかず、心が折れそうでした。精神的に限界で、授乳を一度断念した日もあります。けれど「このままじゃだめだ」と思い直し、買っておいた搾乳機を使ってみたら、10mlだけでも母乳が出て感動。そこから搾乳をスタートさせました。赤ちゃんとふたりだけでは授乳が軌道に乗らず、出産した病院の助産師さんに相談。近所の桶谷式助産院をWeb予約し、やっと希望の光が見えました。
桶谷式の助産院の体験談はこちらのブログにまとめています☛
搾乳機は最初にこちらを使用していました☛
パーツを無くしてしまい、2代目として購入したこちらの方が個人的にはおすすめです☛
初めての外出と2週間健診の壁
2週間健診は退院後初めての外出でした。パパは不在、ばあばの車での移動も不安で、チャイルドシートに乗せる手も震えました。抱っこ紐もまだ使えず、待ち時間はずっと抱っこ。でも赤ちゃんが順調に成長していると聞いてホッとしました。翌日の母乳外来では、初めて「授乳ができた」と思える体験ができました。この日が私にとっての授乳スタートの日でした。
乳児湿疹との戦いもスタート
生後3週目から乳児湿疹が目立ち始め、4週目にはかなり気になる状態に。1ヶ月健診では「こういうもの」と言われただけで対処法はもらえませんでした。でも同じ時期に出産した義姉がおすそ分けしてくれたヒルドイドとロコイド軟膏が救世主に。使い方も教えてもらい、すぐにきれいな肌に戻りました。おかげでお宮参りの写真もきれいに撮れました。(お宮参りフォトは生後2か月で撮りました!)
乳児湿疹と同時期に発生した加齢臭は今となってはいい思い出です。夫は最初赤ちゃんから臭いがしていると思わず、自分の臭いかと思いびっくりしていました!
乳児湿疹はヒルドイドとロコイドでよくなりましたが、フケに関しては2か月目くらいまで続いていました。フケはベビーオイルパックをお風呂前にたっぷりつけてふやかしてから入浴をすることでだいぶよくなりました!
産後の心の揺れと家族との衝突
夜泣きが続き、薄暗い中リビングで赤ちゃんを抱っこしていた夜。「なんで泣いているのかわからない」という不安と孤独感に包まれました。同じ時期に産後鬱でお母さんと生後まもない赤ちゃんが亡くなったというニュースを見て、「無事に生きているだけで大成功」と自分に言い聞かせました。産後1ヶ月頃にはじーじと大喧嘩して、口をきかない時期も…。でもばーばの助けもあり、仲直りできました。
少しずつ外出できるようになった1ヶ月以降
1ヶ月健診が終わり、ようやく外に出る勇気が出ました。赤ちゃんを見てもらって、自転車でイオンや西松屋に1時間だけ行くだけでも気持ちがとても軽くなりました。母乳も少しずつ軌道に乗り、助産師さんのサポートで「なんとかなるかも」と思えるようになりました。帰る前日にみんなで食べたお寿司は、また涙が出そうなくらい美味しくて、やっと自分を少し褒めてあげられました。
まとめ
生後0ヶ月の過ごし方は「おっぱい」と「不安」と「泣き顔」の繰り返し。でも、その中で小さな成長や自分の変化に気づくことができました。すべてが初めてで、すべてが怖くて、でも確実に親になっていく時間。今悩んでいるママがいたら、「今日生きてるだけで大成功」って、ぜひ自分に言ってあげてください。
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