1歳の息子が保育園に通い始めて間もなく、突然の高熱と体調不良で不安な5日間を過ごしました。
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この記事では、実際の経過や対応、保育園とのやりとりを詳しくお伝えします。
アデノウイルスの感染症対策や登園許可までの流れを知りたい方に役立つ内容です。
保育園児(1歳)がアデノウイルスに感染!発症から回復までの体験談
日曜夕方:38度台の初発熱
- 夜に38度台の発熱
- 機嫌は良く元気だったため様子見
- 翌朝には微熱に下がるも、発熱は続く兆候
日曜の夜に38度前半の発熱がありましたが、機嫌もよく元気だったため様子見をしていました。翌朝には微熱まで下がり、このまま治るかと思いきや、これがアデノウイルスによる発熱の始まりでした。
月曜:かかりつけ医で「風邪」と診断
- 喉の赤みは軽度で「風邪」と診断
- 粉薬と坐薬を処方してもらう
- 粉薬は個包装で長期保管可能、坐薬も冷蔵保存が可能
- 保育園生活への安心感が増す
月曜の朝、小児科を受診しました。喉の赤みも少なく「風邪でしょう」との診断でした。これまではシロップ薬を哺乳瓶の乳首で飲ませていましたが、今回は嫌がったため、粉薬と坐薬を処方してもらいました。
粉薬は個包装でシロップよりも長期保存ができ、坐薬も冷蔵庫で保管可能なので、これからの保育園生活に対して安心感が増しました。
火曜:再び高熱、坐薬を初めて使用
- 朝の検温は平熱だったが、体感で熱いと感じ測ると37.7度
- 午前中から徐々に熱上昇、午後には39.2度まで
- 初めて坐薬を使用
- 食欲はなくゼリーのみ摂取
- 解熱剤の間隔を気にしつつ見守る
火曜の朝、パパが検温したときは平熱でしたが、着替えのタイミングで私が触れると熱く感じました。測ると37.7度あり、その日は保育園を休ませました。午前中には38度台、午後には39.2度まで熱が上がり、初めて坐薬を使いました。
食事はほとんど食べられず、ゼリーだけが唯一の救いでした。ゼリーは以前お友達のママからいただいたもので、初めての味でしたが気に入ってくれたようです。
水曜深夜:夜間救急相談(#8000)
- 熱が39.0度まで上昇し坐薬の効果が短時間
- 夜中に泣き暴れ、熱性痙攣の不安から#8000に電話
- 緊急性はないと判断され、適切なアドバイスを受ける
- 夜間の不安が軽減され安心につながる
水曜の深夜には熱が39.0度まで上がり、坐薬の効果も短時間しか続きませんでした。夜中に泣き暴れるわが子を見て、「もしかして熱性痙攣を起こすかも…」と初めて小児救急電話相談(#8000)に連絡しました。
緊急性はないとのことで、「高熱でも元気なら解熱剤は不要」「不快感を軽減するため涼しくしてあげて」との助言を受け、夜中の不安な時間に話を聞いてもらえたことは大きな安心につながりました。
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高熱による不快症状を軽減させるために、半袖パジャマに着替え、脇枕の保冷剤変更、スリーパーは脱がしてあげる、サーキュレーターを強で(直接は当たらないように)回すなどを実施しました。
👉脇枕は西松屋で購入したこういうタイプのものを使用しています
木曜朝:アデノウイルス陽性判明
- 発熱3日目で再度小児科を受診
- 喉の赤みと膿が確認され、検査でアデノウイルス陽性判明
- 感染力が強いため家庭内でマスク推奨
- 解熱後2日経過で登園許可証発行の説明あり
木曜の朝も高熱が続いたため、再度小児科を受診しました。喉の赤みが増し膿も見られたため、検査を行った結果アデノウイルス陽性と判明しました。
感染力が非常に強いとのことで、家庭内ではマスクの使用を勧められました。登園は解熱後2日経過してから可能で、登園許可証の発行についても説明がありました。
金曜~日曜:解熱&安静に過ごす
- 木曜夜には解熱剤なしで眠れるように
- 金曜には平熱に戻る
- 週末は熱が上がることなく安静に過ごす
木曜の夜には解熱剤を使わずに眠れるようになり、金曜には平熱に戻りました。週末も熱が出ることはなく、ようやく回復の兆しを感じながら自宅で安静に過ごしました。
翌月曜:登園許可取得へ
- 小児科で1週間の体温変化の記録を提出
- 医師から登園許可証を発行してもらう
- 保育園に復帰し、先生方から労いの言葉も
翌月曜には登園許可を得て、保育園に復帰しました。朝一で小児科を受診し、1週間分の体温記録を提出、医師から解熱の証明とともに登園許可証をもらいました。
登園後、先生方にも「大変でしたね、心配していましたよ」と声をかけていただきました。
アデノウイルスの症状と家庭での対応策
主な症状(高熱・咽頭炎・結膜炎・消化器症状)
- 高熱:38〜39℃が数日間持続
- 咽頭炎・咳・鼻水:風邪と似た症状 (「アデノウイルス感染症に関する厚生労働省の解説」)
- 結膜炎(いわゆる「目やに」):目の充血・流水性の分泌物
- 消化症状(下痢・嘔吐・腹痛):胃腸型のアデノウイルスに見られる
対症療法のポイント(解熱薬・水分補給・安静)
解熱薬:小児用アセトアミノフェンまたはイブプロフェンを使用
水分補給:母乳・ミルク・経口補水液でこまめに補給
安静と温度調整:室温や湿度を整え、静かに過ごせる環境を維持
目のケア:流水・冷湿布で結膜炎症状を和らげる
感染拡大防止の家庭内対策
- 手洗い・うがいの徹底:石鹸で20秒以上洗う
- マスク着用:保護者は接触時にマスク着用が有効
- タオル・食器の共有禁止:別々に使い、都度消毒
- 室内の消毒:ドアノブ・おもちゃは次亜塩素酸系で拭く
保育園復帰と仕事との両立方法
解熱後48時間経過と登園許可証の取得
解熱して48時間経過すれば、医師の診断か保育園所定の「登園許可証」で復帰可能。家庭でも平熱と元気な様子を確認しましょう。
在宅勤務活用と家族の協力体制
木曜の夜には解熱剤を使わずに眠れるようになり、金曜にはようやく平熱に戻りました。土日も熱が出ることはなく、ようやく我が子の回復を実感できた瞬間でした。月曜の朝に再度小児科を受診して登園許可証をもらい、その日から保育園に復帰することができました。
仕事面では、月・火・水と私が完全にお休みを取り、木曜はさすがに職場に迷惑がかかると感じ、午後から在宅勤務に切り替え。パパに午後半休をとってもらい、子どもの対応をお願いしました。金曜日もパパが有給を使ってくれて、私は引き続き在宅で業務をこなしました。
月曜は登園前に小児科に寄る必要があったため、定時より1時間遅らせて在宅勤務でスタート。結果的に私自身の休みは3.5日で済みましたが、これからまた同じような体調不良が起きた場合、有給が足りるかどうかという不安は正直あります。
しかし在宅勤務を活用できる職場で本当に助かりました。
よくある質問(Q&A)
Q1. アデノウイルスの初期症状はどんなものですか?
A. 一般的には、38度以上の高熱に加えて、喉の赤み、咳、鼻水など風邪のような症状が現れます。場合によっては結膜炎や下痢、嘔吐を伴うこともあります。
Q2. アデノウイルスには治療薬があるの?
A. 現時点でアデノウイルスに特化した治療薬はありません。解熱剤や水分補給、安静にするなどの「対症療法」が中心です。
Q3. 登園のタイミングはいつ?
A. 多くの保育園では「解熱後48時間以上が経過し、元気が戻っていれば登園可能」とされています。園によっては「登園許可証」の提出が必要な場合もあります。
Q4. 兄弟や家族にうつさないためにできることは?
A. マスクの着用、タオルや食器の共用を避ける、手洗いやうがいの徹底が効果的です。可能であれば寝室も分けると安心です。
まとめ|1歳児のアデノウイルス感染体験から得た教訓
5日間の体験から学んだこと:
- 早めの検査と診断が心配を軽減
- 家庭内での徹底ケア(水分・休養・清潔)が回復に直結
- 職場との連携や夫婦のサポート体制が育児と仕事の両立を支える
- 感染予防の習慣化は今後の保育園通いにおいても重要
保育園に通い始めてすぐの感染症は、本当に精神的に堪えます。ですが、正しい知識と準備があれば乗り越えられます。
アデノウイルスは身近な感染症ですが、適切に対応すれば重症化せず回復できます。
今回の「1歳児 アデノウイルス 症状」の体験が、同じように不安を抱える保護者の参考になれば嬉しいです。お子さんの早い回復を願っています。
その他にも保育園に通い始めてどのくらい休んだか?などママの気になる情報を別記事でも綴っています。
ちなみに、アデノウイルス感染のあと、わが子は手足口病にもかかりました。発疹の出方や食事の工夫、登園再開までのスケジュールなど、アデノウイルスとはまた違った対応が必要でした。
手足口病の体験談も詳しくまとめていますので、よろしければこちらの記事も参考にしてみてください。
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