1歳2ヶ月、まだ手づかみ食べをしない息子
1歳2ヶ月になる息子。
「そろそろ自分で手づかみ食べをするかな?」と思っていたのですが、なかなかその気配がありません。
でも、スプーン・フォークには興味津々。
蒸し野菜などをフォークに刺して渡すと、自分で握って口に運ぶ姿も見られるようになりました。
正直、「手づかみしてないのに大丈夫?」「発達に問題ある?」と心配になることもありましたが、調べたり相談したりするうちに、手づかみをしない=発達が遅れているわけではないとわかり、安心できました。
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今回は、そんな我が家の手づかみ食べをめぐるリアルなエピソードをご紹介します。
手づかみ食べをしない=発達に問題がある?
結論から言うと、手づかみ食べをしないだけでは発達の遅れとは言い切れません。
最近よく検索される「手づかみ食べ しない 自閉症」というワード。
確かに、自閉症の傾向があるお子さんの中には、感覚過敏などが影響して手づかみを嫌がることもあります。ですが、手づかみをしない=必ずしも自閉症というわけではありません。
▼たとえば、うちの息子のように:
- バナナは手で食べられる(=感覚が極端に過敏ではない)
- スプーンやフォークには興味がある(=模倣や意欲はある)
- フォークに刺して渡すと、自分で口に運べる(=自立の意欲が育っている)
こうした様子が見られれば、発達上はむしろ順調なことも多いのです。
なぜ手づかみ食べをしないの?よくある理由
手づかみをしない子には、こんな理由が考えられます:
- 感触が苦手(べたべた・ぬるぬるした感覚)
- 清潔感が気になる(汚れるのが嫌)
- スプーンやフォークを真似したい(模倣欲求が強い)
- 食べ物をわざと落とすのが楽しい時期(好奇心の一環)
とくに1歳頃は、「落とす」行動も正常な発達のひとつ。
「落とす=いらない」ではなく、「落ちるとどうなる?」という実験中のことも多いそうです。
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うちの子はすごくキレイ好きってわけではなさそうですが、そんなに汚れたがりません。
でも落とすために触ることには躊躇ないです😂
なぜそんなに落としたがるの?
子どもにとっては、落とすという行為そのものが“学びの実験”です。
- 音が出る
- 落ちたらどうなるか確かめたい
- どの高さで落とせばどうなるか試したい
- 「落としたらママが来る」=反応を楽しんでる
つまり、「ダメ」と言っても止められないのは、脳がものすごく学びたがっている証拠なんです。
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我が家のベビーゲートの向こう側もいろんなものが落とされています(笑)
✨親としての対応ポイント
- 「落とせるものだけ」を一時的にテーブルに置く
→ 落としてもいいもの(安全な食器・布おもちゃ)を活用 - 「落とさず渡せた」時にめちゃくちゃ褒める
→ 「そうやってくれると嬉しい!」を伝える - 静かにリアクションを減らす
→ かまってもらえると思って落とす場合は、過剰反応を控えると効果的
手づかみ食べを促すためにわが家がしている工夫
完全にやらせようとしなくても、「やってみたくなる環境」を少し意識してみました。
✅ フォークに刺して渡す
→ 落とす前に口に運びやすく、手づかみより成功体験が多い。
👉Dr.エジソンのスプーンとフォークはあげやすいし、子供も握りやすくおすすめです
✅ 手で食べやすいメニューを出す
→ 蒸しにんじん、蒸しさつまいも、おやきなど。バナナは定番。
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この辺は味もお気に入りだし、持たなければフォークに刺さるし、我が家の定番です!
✅(これからやりたい!) 手遊びや感触遊びを取り入れる
→ 粘土遊び・水遊び・おにぎり作りなどで“手の感覚”を育てる。
手づかみ食べの練習に便利な宅配サービスも
わが家は今のところ手作りで頑張っていますが、最近は「手づかみしやすい形・固さ・大きさ」にこだわった宅配ベビーフードも人気なんだそうです。
市販ではなかなか見つけにくい「つかみやすさ」に特化したメニューが多く、
✔ 忙しくて調理の時間がとれない
✔ でも自分で食べる練習はさせたい
というご家庭に選ばれているようです。
\時短にも!プロの管理栄養士が監修/
👉 【TEDEMOGU(てでもぐ)】手づかみ食べを促す冷凍宅配メニューを見る
少しずつ試してみて、お子さんに合う形が見つかるといいですね。
手を使う遊びは、脳の発達にも良い影響がある
「手づかみをさせなきゃ!」と焦るよりも、遊びの中で手を使う経験を増やすことが実はとても大切です。
手は「第二の脳」と言われるくらい、感覚と運動が密接につながっています。
手で触る・握る・ちぎるといった経験が、脳の感覚統合や集中力・手先の器用さの土台になります。
「今できていること」に目を向けて
手づかみ食べは、あくまで「自分で食べたい」という気持ちを育てるひとつの手段です。
もし今、お子さんがスプーンやフォークを使おうとしていたり、食べることに前向きであれば、それで十分◎
焦らず、お子さんの「やりたい」を尊重しながら、見守っていけたらいいですね。
まとめ:手づかみしなくても、自分で食べる力は育っている!
- 1歳2ヶ月で手づかみをしない子も多い
- 自閉症とは必ずしも関係しない
- スプーンやフォークに興味があれば発達は順調
- 手を使った遊びや環境づくりで自然に育つこともある
「食べたい」「自分でやってみたい」気持ちがあるなら、それが一番大切なことです。
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